「彼氏ができても長続きしない…」「一瞬の駆け引きはできても、長く信頼をおける関係をつくるのは苦手…」そんな悩みを持っている女性もいるでしょう。
今回は、長く付き合っていくにあたって、男性が女性に求める「理想的な女性の在り方」をご紹介します。
安全基地とは「純粋に彼の幸せを思える」状態
男性は本能的に、女性に「安全基地」としての役割を求めています。
では、理想的な安全基地とは、どのような振る舞いができる女性なのでしょうか。
それは、まずは先の記事で書いた通り「休息できる場所である」と心がけていること。
もうひとつは「純粋に彼の幸せを思えていること」です。
彼の幸せを考えることは、彼が外で活躍しているのを見守ること
「彼の幸せを考えている」とは、「彼が外で活躍しているのを嬉しく見守れている」状態ともいえます。
彼が仕事に励んでいることや、友人との付き合いを大切にすることなどを、あたたかく見守れている状態です。
これは、母親の態度と同じと言えるでしょう。
小学生の息子が「友達と遊んでくる!」と家を出て行ったときに、「気を付けていってらっしゃい!晩御飯を作って待ってるね」と言うのと同じ感覚です。
このとき、「わたしとの時間よりほかのことを優先して寂しい」という感情になるのは、少し違います。
また、「これだけ我慢しているのだから、あとで埋め合わせしてくれるよね」という発想になるのも違います。
男性から「安全基地」として認識される女性は、そうではない純粋な彼の幸せを願う気持ちが、自然とあらわれている状態なのです。
(このように思うことが困難な女性は、「愛の三次元」のバランスを崩している可能性があります。詳しくは、随時更新される「愛の三次元」カテゴリの記事をご一読ください)
安全基地となる女性は、彼の気持ちを疑わない
彼の幸せを純粋に願うことができるというのは、彼を信頼して自由にさせてあげられるということでもあります。
こういう女性は、彼の気持ちを信じて疑いません。
LINEの返信が遅かったり、会う頻度が減ったくらいでは、動揺しないのです。
たとえ彼がLINEに対して既読スルーだとしても、そこに対してもしアプローチするならば「返信がないけれど大丈夫?体調でも崩していない?」という気遣いの一言でしょう。
これに対して「大丈夫だよ」とそっけない返事がきたとしても、「そっか、よかった!」で済ませられる余裕があります。
安全基地としての役割が不十分な女性は、こういった行動がなかなかできません。
「なんで返事をくれないの?」
「わたしが心配してるって思わないの?」
「もう好きじゃなくなったの?」
「わたしの気持ちも考えてよ」
などと、彼へ不満や不安をぶつけてしまいます。
LINEの返信がないときに、連絡をするなというわけではありません。けれど、
「わたしのことが嫌いになったの?どうして連絡をくれないのよ」
と不安で責め立てる女性と、
「体調でも崩したの?大丈夫?」
と心配する女性…
どちらのほうが男性にとって安心感があるかは、一目瞭然ではないでしょうか。
安全基地となれる女性は、常に一定の愛情を注ぐことができる
男性に対して安心感を与えるには、「常に一定の愛情を注ぐ」ことを心がけます。
たとえ男性からの行動に変化があっても、そこに一喜一憂しないことです。彼にもいろいろな都合があります。たとえば、LINEの頻度が変わっても、それくらいで愛情の変化はない…と冷静でいること。
そのうえで、「彼が心地いいのはどんな状態だろう」「彼がリラックスできるのはどんな状態だろう」と考えを巡らせます。
相手に関心を持つのです。
彼が疲れていそうだなと思えば、「大丈夫?何かできることある?」と気遣ったり労ったりするだけのこと。
「あなたのことをちゃんと見ているよ」
「あなたのことを気にかけているよ」
「あなたのそのままを受け入れるよ」
そんな態度を繰り返すことで、男性は彼女のことを安全基地だと認識するようになります。
「安全基地になろうとしている」自分に自信をもつ
それでも不安に襲われるときには、「わたしは彼を幸せにできるのだ」という気持ちを持ち、立ち返ってみてください。
「わたしのことをかまって」「わたしのことを好きになって」「わたしに振り向いて」という気持ちを手放し、純粋に彼の安全基地になろうとしている女性は、自分しかいないと自信をもちましょう。
そして、自分の生活(わたしの世界)を精いっぱい楽しみ、彼との時間を大切に過ごすことが大切です。
この記事の内容は気のない彼、無理めな彼、マンネリな彼、どんな彼でも自然とあなたに恋する本で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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