「意中の彼とようやく付き合えた!」と喜ぶのもつかの間、多くの女性があたる壁は「彼のテンションが急に下がった」というものではないでしょうか。
実は、付き合ってすぐに男性のテンションが下がるのは当然のことなのです。
今回の記事は、付き合ってから男性のテンションが下がる理由と、不安の乗り越え方をご紹介します。
付き合い始めの行動は「狩りを成功させるため」
付き合う前、また付き合って間もないころの男性は、「狩りモード」になっています。
狩りモードのときは、本能的に征服欲や探究心が起こり、「この女性を落としたい!」という思いにかられています。
狙った獲物を落とすため、男性はあらゆる方法を考えます。
マメにLINEやメールを送る、女性が喜びそうな場所に連れて行く、楽しい話で盛り上げる…など、「おれは素晴らしくて優秀なオスだ」とアピールするのです。
これらは獲物(女性)を落とすための行動であって、相手を愛しているかどうかとは関係がありません。
したがって、LINEやメールのマメさ、連れて行ってもらった場所、プレゼントの金額などで愛情を量っても、意味がないのです。
3ヶ月で落ち着くのは自然の摂理
そんな男性のテンションも、付き合って3ヶ月~半年ほど経つと、落ち着いてきます。
「付き合うことができた=手に入れられた」ので、狩りモードが終了するのです。
落ち着くと、男性は「本来のおれ」に戻ります。
女性は「付き合ってから男性が変わった」と思いがちですが、単に「付き合ってからもとの状態に戻った」だけというわけです。
このように落ち着いていくのは、どんなカップルにも起こることであり、「自然の摂理」です。決して女性に魅力がないからというわけではありません。
落ち着いたのは変わったのではなく「元に戻った」だけ
付き合い始めは一日に何回も来たLINEが、落ち着いたとたんに一日一回、もしくは数日に一回になるかもしれません。
おしゃれなレストランでばかりデートしていたのに、近所のファミレスで食事するようになるかもしれません。
タイトなスケジュールのなかで週2日会っていたのも、週1日に変わるかもしれません。
しかしこれは、その男性が、もともとそんなにLINEをするわけでも、おしゃれなレストランが好きなわけでも、週2日会いたいわけでもなかっただけです。
女性をないがしろにしているのではなく、「もうがんばらなくても大丈夫だよね」「もう無理しなくていいよね」と男性が思ったからということでもあります。
つまり、女性に対して安心感をもつようになった証拠なのです。
同時に「長く愛される本命の彼女」を目指していく段階に入ったということでもあります。
落ち着いたのは「次の段階」へ進む合図
これらの理屈をふまえ、彼の最初のテンションに執着しないことが大切です。
最初のテンションに執着してしまうと、「どうしてLINEの回数が減ったのだろう。わたしに飽きたのかな」などと不安を感じることにもなりますし、「前みたいに会ってくれないのはどうして?」などと不満にもつながります。
「落ち着いたのは次の段階へ進む合図」と前向きにとらえましょう。
次の段階とは、「安心し、信頼し合える関係」です。
「3つの刺激」で心地良い関係づくりをし、彼にとっての安全基地を目指していくということになっていきます。


彼のテンションに左右されない
とはいえ、彼のテンションが急に変わると、不安になってしまう人も多いでしょう。
けれど、どんなときも「わたしは彼に愛されてるもんね」という確信を持った態度で彼に接することは、実はとても重要です。
そういう女性の姿を見て、男性は「こんなに信じてくれる女性を裏切れない」と思うものだからです。
不安にかられたときほど、自信を持ったふるまいで、彼に接してみましょう。
この記事の内容は気のない彼、無理めな彼、マンネリな彼、どんな彼でも自然とあなたに恋する本で詳しく紹介しています。


小嶋 由希子

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