いつも衝動的なときめきの恋をする人や、相手を落とす方法にばかり意識をとらわれがちな人がいます。
なぜ、「相手を欲しい」という強い衝動に駆られるのでしょう。
そこには、自分の中にある「恐れ」が関係しています。
恋愛で自分を信じられるようになる
このサイトで伝えたいことは、「心の成長」をし、「魂の自分を表現して生きるということ」の大切さです。
自分自身に嘘をつかない生き方をすること。
常に、自分を信じて生きていくこと。
最後まで自分を助け続けてくれるのは、自分です。
自分を信頼することが、何よりも大切なのです。
自分を信じることは他者を信じることでもあり、彼を信じることにもつながります。
そして例外なく、信じた世界が現実となっていきます。
「自分を信じられるようになる」…そのための恋愛の方法を、このサイトでは発信していきます。
彼を「得る」ことと幸せになることは違う
「どうすれば彼が振り向くの?」と悩んでいる人は、「すぐに効果が欲しい!」と考えてしまいがち。
そういう人にとっては、立川ルリ子の恋愛理論はまどろっこしく感じてしまうでしょう。
「もっと楽に」「自分は変わらず、彼を変える効果的な方法はないの?」と思う人もいるかもしれません。
こういう人の望むことは「彼を得るため」の方法論です。
ただ彼を振り向かせるだけなら、やり方はいくらでもあります。
ただ結婚したいだけなら、いくらでもどうにかなるのです。
けれど、そうして無理やり彼を得ても、「幸せになれるのか?」というと疑問が沸くことでしょう。
失くすことを恐れるから得たくなる
常に何かを得ようとしている状態では、常に不足を感じ、得ることをし続けなければいけなくなります。
一瞬の満足感や、一瞬の達成感。
それらはアドレナリンが放出され、麻薬のようでもある快感ですが、継続されることはありません。
そうやって無理やり得ても満足することはなく、むしろ「もっと、もっと」となり、今度は失くすことを恐れるようになってしまいます。
自分の力ではないもので得ても、ちっとも自分を信頼する材料にはならないからです。
起こる出来事を信用できない、つまりは、自分を信じられないので怖くなり、無理やりにでも何かを得たくなります。
そうして、どんどん恋愛に依存し「得る」ことが重要だと感じるようになるのです。
恐れはブラックホールのようなもの
また、自分が変わるということをせず、無理やり何かを捻じ曲げた場合は、必ずその反動が起こります。
捻じ曲げようとする力は、恐れから生まれる負のエネルギーだからです。
恐れという負のエネルギーから、何かを手に入れるということは、一方で何かを失くすということにもつながります。
この現象はまるで、英理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士の、ブラックホール理論のようなもの。
ホーキング博士は
「ブラックホールに飲み込まれた粒子が負のエネルギーであった場合、ブラックホールはそのエネルギーに相当する質量を失うことになります」
と語っています。
恐れから欲しい欲しいと得る心は、まるで、負を吸い込んだブラックホールのようなものなのです。
自分を信じられる恋愛がある
だからこそ、恐れを持っていると自分が感じるならば、まずは自分を信じることが大切なのです。
恋愛をすることで、そう信じることができるようになります。
恋はそもそも依存を生みます。
たとえ社会的に自立していても、恋愛にはその人の内面が全部出ます。
弱さも、ずるさも、怒りも、厳しさも、寂しさ、悲しさも。
普段、自分を信じられていない人ほど「何かを得たい」という衝動に駆られます。
そして、衝動的なときめきの恋をしてしまうのです。
どうぞ知ってください。
衝動的な恋が依存を生むこと、そして恐れを生むことを。
そして、自分を信じられるようになる恋愛の方法があるのだということを。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。


小嶋 由希子

最新記事 by 小嶋 由希子 (全て見る)
- わがままを言ってはいけない?自己肯定感が低い理由 - 2021年5月11日
- 彼をコントロールしたくなったときにおすすめ「全一性」のワーク - 2020年12月5日
- 生きるということ - 2020年10月31日
