男性心理とアプローチ方法

【ケンカの作法①】突然の別れを防ぐのは、愛情の注ぎ直し

お付き合いをしていく中で、どうしても起こりがちなケンカ。

理由も思い出せないくらいのささいなきっかけだったはずなのに、いつの間にか大げんかに発展してしまっていた…ということもあるでしょう。

女性が怒るポイントは「理解してくれない」から

女性と男性では、考え方に大きな違いがあります。

男女の考え方の違いとは?察してほしい女性は「自分の取扱説明書」をつくろう「男女では脳の作りが違う」というのはよく聞く話かもしれません。 しかし具体的に、明確な違いをわかっている女性は少ないもの。 ...

ケンカの多くは、女性が男性に「理解してくれない」と感じてしまうことによって起こります。

これは、女性の愛情表現が「理解する」「共感する」ことに起因しています。

「彼は愛情がないから理解してくれないんだ」と感じてしまうのです。

そう感じた女性は、彼を説き伏せようとしてしまいがち。

「わたしは正しいのに」と、彼の何が間違っているのかを追求し、理解させたがります。

しかし、そういう場面で多くの男性が思っていることは「早くこの事態を収拾させたいな」ということ。

理解してほしくて必死で説明し、「わかってくれた?」と尋ねると「で、君はおれに何をして欲しいの?」と言われて、さらに大げんかに発展した…というカップルも多いのではないでしょうか。

アフターフォローのないケンカは彼の愛情を減らしていく

ケンカが起こるたび、女性が念頭に置いておかなければいけないことがあります。

それは、度重なるケンカは、彼の愛情をみるみる減らしていくということです。

愛情を、グラスにたとえて考えます。

仲が良いときは、男女ともに、お互いのグラスに愛情がなみなみと注がれています。

ところがケンカをしてしまうと、愛情はグラスから減っていきます。

女性は仲直りすると、この愛情はまたグラスいっぱいに戻るのですが、男性の場合は放っておくと減ったままなのです。

たとえ機嫌が良く普段と変わらずに見えても、実際はグラスの中身がどんどん減っていっている…ということもよくあります。

この状態が続くことで、女性は関係がうまくいっていると思い込んでいたのに、ある日突然、男性から別れを告げられるということが起こるのです。

女性が意識して、男性に愛情を注ぎ直す必要があるのです。

彼に逃げ道をつくってあげる

ケンカのアフターフォローとして大切なのは「最後には必ず、愛のあるコミュニケーションを心がけること」です。

どういうことかというと、「彼に逃げ道をつくってあげる」ことです。

完全に男性に非がある場面では、女性は男性を強く責めがちです。

たとえば、彼が彼女の誕生日を間違って覚えていた場合など。

「わたしのことを好きなら、こんな大切なこと忘れないはず」と思っている女性ならば、彼の行動に愛がないと感じ、「あなたの行動には愛がない」と理解させたがります。

「わたし、ちゃんと言ったよね」
「なんでこんな大切なこと忘れるの?」
「わたしが落ち込むと思わない?」

と追及していくことでしょう。

しかし、男性はプライドの生き物。どんなに自分に非があったとしても、行動を否定されるのを嫌がる性質があります。

こういう場面で彼の逃げ道をつくるには、ケンカの後に、こちらから謝ってしまうことです。

「原因がなんであれ、嫌な空気をつくってしまってごめんね」

などです。

女性が一歩譲ることで、彼に前向きな気持ちの消化を促すのです。

スムーズな仲直りのコツ

ケンカのあとになかなか仲直りできない…自分から折れるのが難しい…というひとは、ふたりだけの仲直りのパターンをつくってみましょう。

男性はトラブルが起きたとき、「どうしたらこの場面を収束させられるか」考えています。

もし仲直りしたいサインを見せてきたら、意地を張らずに仲直りするよう心がけましょう。

また、「わたしが感情的になったのは、お腹がすいていたからかな…」など、彼に全く責任のないところへ話を持っていき、気まずさを収束させるのも一つの方法です。

ケンカしたらあとを引かないよう心がけよう

  • 謝らせる
  • 彼に非を認めさせる
  • どちらが間違いかはっきりさせる

これらは、男性の自尊心を傷つけるNG行為です。

男性の自尊心を傷つけることなく、スムーズにケンカを終わらせることが、あとを引かない終わり方なのです。

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参考

この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。

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小嶋 由希子

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女性向け記事ライター。本サイトでは、妃谷朱理(立川ルリ子)の書籍・ブログから、恋愛に特化した記事を作成しています。
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