今回ご紹介するのは、男性の「タイプ別アプローチ」です。
このタイプ別アプローチは、決して男性を自分の都合にあわせてコントロールするためにお伝えするものではありません。
より相手を理解するためのアプローチとしてご一読ください。
本当はいい人タイプは「自分の気持ち」が大切
本当はいい人タイプの特徴は、次の記事でご紹介しました。
本当はいい人タイプは、次のような女性は苦手です。
- 適当な話をする人
- 約束を守らない人
- 忘れっぽい人
- 怒りっぽい人
これは、このタイプの男性が自分の心の状態にフォーカスするからであり、自分の思いと噛み合わないことをストレスと感じるからです。
このような男性に好印象をもたせるには、「この間あなたが言っていたあの話だけど…」と、「あなたの話を覚えているよ」ということをアピールするのが良いでしょう。
たとえ本人は忘れていても、覚えてくれていたことに喜びを感じます。
効果的なコミュニケーション
「約束だから、必ずそうするね」
「あなたの気持ち、わかる」
といった、気持ちを汲んだ会話も効果的。
本当はいい人タイプは、感じ方を重視しているため、言葉以外の気遣いも喜ばれます。
たとえば、彼が疲れているときに、彼が心地よいと感じるアロマを焚いたり、食事の時に彼の好きなメニューを頼んでおいたり、料理を取り分けるときに嫌いなものを避けたりするなど。
このとき、女性から「気がついた?」とアピールするのはNGです。
あくまで、さりげない気遣いを心がけましょう。
なお、このタイプは自分の都合の良いように解釈したいため、女性側の真意や意図は知らなくても構わないと考えています。
ただ「自分のためにやってくれている」ということに喜びを感じるのです。
しかしときには、女性が意図していない思いがけないことで喜んだり怒ったりするので、やや読めない節があります。
本当はいい人タイプの理想の女性像
本当はいい人タイプの男性は、次のような女性が理想だと感じています。
- エネルギーがある
- 健康的でさわやか
- 自分の世界を大切にしている
- 自分の夢や目標がある
- 彼の感情を尊重する
一言で表現するならば「太陽のような人」という表現がふさわしいでしょう。
そこにいるだけで、周りを元気にしてしまうような、エネルギーのある女性です。
見た目も健康的でさわやかな人を好みます。こういった女性には、バストやヒップが大きく、華奢ではない体型のひとが多いです。
ただし、必ずしもバストやヒップが大きい必要はなく、あくまでもそういった体型から感じられる「エネルギッシュなイメージ」を好みます。
内面的な理想像
本当はいい人タイプは依存されることを嫌うので、ひとりでもイキイキしている女性、自分の世界を大切にしている女性、丁寧に生きている女性に関心を持ちます。
彼自身も自分の目標に向かって生きることを望んでいるため、常に一緒でないと嫌だとか、かまってほしいと願う女性とは相性が良くありません。
お互いにそれぞれの世界を持ちながら、常に相手のありのままを受け入れあえる関係性を望んでいます。
このタイプと相性の良い女性は、彼のごく身内にだけしか紹介されないとしても、不満には感じません。
これは、「あなたにはあなたの世界がある。わたしは必要以上に立ち入る必要はない」と思っているからです。
彼は恋人をあちこち連れて歩くこともありませんから、周囲からは恋人がいないと思われていることもままあります。これは、このタイプと相性の良い女性も同じです。
こういった女性は、結婚すると「肝っ玉母ちゃん」のように深い愛情で家族を支えるようになります。
本当はいい人タイプの男性は、そんな女性といっしょに、「お互いの人生を素晴らしくする」ことを望んでいるのです。
本当はいい人タイプと長く付き合うには
本当はいい人タイプの男性と長くお付き合いするにあたって気をつけておくべきことは、「わたしがそうだから、あなたも」という押し付けをしないことです。
このタイプの男性は、自分なりの解釈をして納得したいので、考えを押し付けられたり、反論されるのを嫌います。
本当はいい人タイプになにかを伝える時は「考えてみてね」とお願い形式で、すぐに結論を求めないようにするのがポイントです。
また、はっきりとした否定は嫌がるため、意見を伝えたいときには、ざっくりとした表現を心がけましょう。
褒めるときには
褒めるときも同様です。
「なんとなく雰囲気が良いね」
「なんだか優しそうだよね、よく言われるでしょ?」
などのざっくりした表現で問題ありません。これは彼自身が、自分の良いように捉えて解釈したいからです。
逆に、ピンポイントで伝えてしまうと、お世辞だと捉えて、かえって気分を害すこともあります。
謝るときには
謝るときも、ざっくりとした表現で謝りましょう。
彼がなぜ怒っているかわからなくても、
「なぜだかわからなくてごめんなさい。でも、あなたが気分を悪くしたっていうことはわかるから、それについてはわたしが悪いと思うの。そのことについて、謝らせて」
などと伝えると、軽い出来事であればそれで許してくれるでしょう。
このとき、怒った理由が気になったとしても追及しません。
彼がそれでも納得いかない場合は、彼の方から理由を伝えてくることでしょう。
その際も、反論はせず「この人の今思っていることや、今の感情が大切」だという姿勢でじっと聞きましょう。
本当はいい人タイプが大切にしたいのは「自分の感情」なのです。
彼は相手を謝らせることも、落ち込ませることも、理解させることも重要だと思っていません。
彼の中では、自分の感情の収めどころを探す作業が一番重要ということです。女性がすべきことは、そのお手伝いです。
本当はいい人タイプと付き合うときの基本姿勢
本当はいい人タイプとお付き合いするときには、「あなたの思っていることがわたしのなかで優先される」という姿勢でいることが大切です。
日常のなかで、正しいかどうかに重点をおかず、「あなたがそう思ったならそうしましょう」という会話をするように心がけましょう。
ただし、無理に合わせたり、おべっかを使うことは禁物です。そうされるのを嫌がるタイプでもあるので、自分の意見と違うときにはそれもはっきりと伝えましょう。
「わたしはこう考える部分もあるけれど、あなたがそう考えるなら、わたしはあなたの気持ちを優先したい」と表現するのが良いでしょう。
本当はいい人タイプには、3つの刺激の中では「認めること」が最も効果的です。
自分の気持ちや考えが正しく伝わっているかどうかを重視するからです。
各タイプの特徴とアプローチ方法については、「タイプ別アプローチ」タグの記事、および各タイプ別タグの記事で順次ご紹介していきます。
こちらの記事に記載している内容は、あなたの恋がずるいくらいに叶う!男性のタイプ別アプローチで詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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