対人関係に悩みはつきもの。恋愛に限らず、自分と違うタイプの人とのコミュニケーションに頭を抱えることもあるでしょう。
今回は「空気の読めない人」とのコミュニケーションについてご紹介します。
空気の読めない相手が気になるとき
「空気読めないよね、あの人!」
このようなセリフは、誰しもが聞いたことがあるでしょう。誰かに対して思わず言ってしまった、ということもあるかもしれません。
こういう言葉が口をついて出てくるような場合は、「空気の読めない人」に憤りを感じているときではないでしょうか。
空気を読めない人を受け入れられない!と思ったら
空気を読めない人とのコミュニケーションで苦労している真っ最中であれば、
「そんな人を受け入れるなんて、とてもじゃないけれど無理!」
と思ってしまうかもしれません。
恋人や仕事関係のパートナーなど、顔を合わせる頻度の多い相手であれば、なおさらともいえます。
そう感じてしまうときには、まずは「色んな人がいるなぁ〜…」と考えてみることです。
それでも受け入れられない場合は、自分も空気を読めない人になってみることをおすすめします。
空気の読めない人は自分の世界を持っている人
「空気を読めない人」とは、確固とした「自分の世界」がある人ともいえます。
つまり、自分の外側よりも、自分の内側に意識があり過ぎる状態の人のことを指します。
男性の5タイプでいうところの、「こだわり大切タイプ」や、「本当はいいタイプ」の人がもつ傾向でもあります。
そのような内側のイメージが強い人と接するときには、自分自身も「内側の自分」で接することで、コミュニケーションがとりやすくなるのです。
これは、外側である「空気」を読むことを、自分自身もやめてコミュニケーションとってみるということです。
自分自身も空気を読まなくするということ
もし好きになった人が、こだわり大切タイプや本当はいい人タイプで、「意思の疎通が取りにくい」ということに悩んでいるのならば、空気を読まないように心がけてみましょう。
これはつまり、 相手とのお付き合いをきっかけに、自分自身の中にある、世間体や、人からの評価、常識などを気にすることをやめるということでもあります。
恋愛はお互いの課題解決のためのご縁です。
これまでの人生で自分自身が何かそういったことを気にしすぎてきたのであれば、ここで一度、それらを手放すタイミングなのかもしれません。
恐れず「空気を読まない」にチャレンジ
このように「自分の内側を大切にする」ということを意識することで、それまで「空気が読めない!」「意思の疎通が出来ない!」と思っていた相手との関係に変化が起こります。
相手に対して、驚くほど理解が進んだり、相手からも驚くほど受け入れられるようになったりします。
人間関係のなかで、やたらと空気を読めない人が引っかかる時は、「あえて空気を読めない自分」になってみましょう。
相手とのコミュニケーションが円滑になるだけではなく、思いがけず自らの課題の克服にもつながるかもしれません。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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