お付き合いしている男性のテンションが急に下がる…という経験をしたことがある女性も多いのではないでしょうか。
また、「付き合っている彼がいっこうにプロポーズしてくれない」「いくらアプローチしても交際に発展しない」といった、彼のテンションがなかなか上がらない…という状況もあるでしょう。
そこには、男性と女性の生物学的な違いが影響しています。
男女が重視するポイントの違い
女性は、自分の内側にあること(感情・感覚)を重視します。
一方男性は、自分の外側にあること(出来事・事実)を重視します。
女性の行動心理
女性が行動に移す場合は、感情と行動がダイレクトに結びついています。
「したい」(感情)→「する」(行動)
たとえば「プレゼントを贈る」という行動をとるとき、
「選ぶだけで楽しい」「わたしが相手にプレゼントを贈りたい」(感情)
↓
「だからする」(行動)
というわけです。
男性の行動心理
一方、男性は、自分の外側で起きている出来事が、自分にとって都合が良いかどうかを重視します。
「こんなプレゼントを贈る自分をかっこよく感じられる」「これを贈れば彼女は喜ぶ」(出来事)
↓
「だからする」(行動)
これが、男性が行動する動機となります。
男性は出来事重視、女性は感情重視
つまり、男性は「自分をかっこよく見せる出来事」を「成果」だと感じ、積極的に行動に移そうとするということです。
対して女性は、相手に喜んでもらえると嬉しいとは感じるものの、基本は「自分がしたいからする」という感情で動きます。
ケンカの場合も反応するポイントが違う
そもそも、男性は失敗・間違いを認めたがらない生き物です。
たとえば、デート中に彼が道を間違えたことが原因でケンカに発展してしまった場合。
女性は「自分が嫌な気持ちになった」=自分の内側に対して反応します。
対して男性は、彼女の態度が不愉快…など、「女性の言動」=出来事に対して反応しているのです。
また多くの場合、男性がひっかかる女性の言動とは、「自分の行動や計画を否定されること」です。
女性のように「失敗したらやり直せば良いのに」という発想は、男性にはありません。
そのぶん、失敗や間違いを指摘されると、深く傷ついてしまいます。
恋の一発逆転は「不都合を感じさせない」という絶対の信頼
彼のテンションが下がったというときには、彼にとって不都合なことがなかったかを振り返ってみましょう。
彼がかっこ悪く見える場面があった、顔をつぶされるような場面があった、など、思い当たる節があるかもしれません。
逆に、「わたしはあなたにとって不都合を与えない女だよ」ということがアピールできたら、急に男性のテンションが上がることもあります。
「この女性は、おれにバツの悪い思いをさせない人だな」
「おれに不都合を感じさせない人だな」
と心の底から思え、信頼されたとき、世に言う「一発逆転」「起死回生」の交際開始や、プロポーズなどが起こりうるのです。
こちらの記事に記載している内容は、あなたの恋がずるいくらいに叶う!男性のタイプ別アプローチで詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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