本サイトでは、「魂のパートナーシップ」を提唱しています。
「魂のパートナーシップとは?普通のパートナーシップと違うの?」
と疑問に感じる方もいることでしょう。今回は、「魂のパートナーシップ」をより深くご紹介します。
結婚は通過点
婚活をする女性の多くが、「結婚=ゴール」として活動に励んでいます。
「結婚したら、それで幸せになれる」
もしそう思って婚活するなら、それは大きな間違いであるといえます。
結婚はあくまでも通過点にすぎません。
素晴らしい結婚とそうでない結婚
結婚する前から、積み重ねてきたふたりの関係性に、「合理的な証明」として結婚制度を持ち込む…
それによってふたりの関係性がより深く繋がり、お互いを取り巻く人間関係や世界観も拡がり、ますます大きなものを構築していく…
そうであれば、結婚は素晴らしいものになるでしょう。
ひとつ大切なことは、結婚していてもしていなくても、ふたりが良好な関係を保っていられなければ、幸せにはなれないということです。
「結婚すればいい」「結婚しさえすれば幸せになれる」という考えでは、長い時間を共に過ごす中で、義務と権利を押し付けあう関係になってしまう可能性があります。
これはつまり、「結婚」という縛りから「お互いの利になるようにしなければいけない」という心理が働くということです。
愛を湧かせあう関係とは
前回の記事で、愛は与えるのではなく、湧かせるものだと書きました。
愛とは自分の中から湧いてくるもの。
そして、それをどんな形にして相手に渡すのかは、二次的な行為です。
二次的な行為で相手に愛を注ぐのはとても大切なことですが、まずはそもそも、愛が湧いてなければ形にできないということを、わたしたちは忘れてしまいがちです。
「欲しい」気持ちがいっぱいになると、彼にそもそも愛が湧いていないのに「もっと、もっと」と求めてしまいます。
これは例えるならば、砂漠でカラカラに干からびた人が倒れていたとして、その人に向かって「お水くれませんか?」と言うようなものです。
このような場面では、まずは自分のお水を分けてあげなければ…というのは、誰しもが想像つくはずなのに、恋愛となるとそれができなくなってしまいます。
彼が自ら愛を湧かせるということ
こんな逸話を聞いたことはないでしょうか。
お腹が空いて死にそうな人から、「魚をください」と言われて魚を分けてあげた。
でもその人は魚を食べてしまうと、またすぐにお腹がすいて死にそうになり、「魚をください」と言ってくるようになった。
だから、魚の釣り方を教えた。
しばらくすると、今度は竿が折れたと言って
また「食べ物をください」と言ってくる。
だから、竿の作り方から教えた。
そうすると、その人は一生お腹を空かせることはなくなり、たくさん釣れた魚をお礼に持ってくるようになった。
そして、お腹を空かせた人に分けてあげられるようになった。
これを恋愛に置き換えると、魚を欲しがる人はまさに、「愛が足りない」とどんどん相手に求めている状態を指します。
魚の釣り方を教えるまでは、誰かに愛を与えられて満足しているけれど、何かあればすぐに「足りない」に戻ってしまう状態となります。
誰かにもらったから返す…という条件付きの愛もここにあてはまります。
竿の作り方から教えられてようやく、条件付きではない愛を湧かせて、人に分け与えられる状態になります。
これは、パートナーから「愛の証明が欲しい」と思うのなら、まず先に、彼の中にしっかりと愛を湧かせてあげるということです。
そして、自分が愛を注ぐことをしなくても、彼が自ら湧かせられるようにしてあげることです。
愛の湧いている人が取る行動は、愛に溢れています。自分から愛されている証拠を探さなくても、彼の中に愛を見つけられるようになるのです。
女性のほうが愛を湧かせるのは得意
また、男性より女性の方が、愛を湧かせるのが得意だということもポイントです。
女性の方から愛を湧かせて、二次的な行為として愛を注いであげるというのが、自然な状態ともいえます。
相手の男性が愛に溢れた状態になれば、鶏と卵のように、どちらが後も先もなくなります。
育て直しが必要な男性はたくさんいます。でも、それが一般的でもあります。
完璧に満たされている男性はある意味、魅力的ではないのです。
女性が魅力的と感じるような男性は、「足りない」部分があるからこそ、何かを得ようとしている姿に女性は共鳴していくのです。
※なお、完璧に満たされている男性との恋愛では、女性側が困ることは起きないのでここでは説明は省きます。
まずは女性から愛を湧かせる
女性は「理解する」ということで愛を湧かせられる特性があります。
物理的な問題は何も解決していなくても、相手を理解することができると愛が湧いてきます。
その湧いてきた愛情から女性が行動すると、彼の中に愛を注げるようになります。
そうすると、彼の「愛の器」に、どんどん愛がたまっていきます。
愛の湧いた彼が二次的な行為として、あなたにどんな行動をするのかは、簡単に想像が付くことでしょう。
魂のパートナーシップとは、ふたりで愛の世界に行くことです。
体験した人にしかわからない愛の世界へ行くことに、ぜひ、チャレンジしてみてください。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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