恋愛にはさまざまな形があります。そのなかで、片思いで悩む人も多くいることでしょう。
今回は、片思いへの取り組みかたをご紹介します。
すべての恋にミッションがある
本サイトでは、すべての恋愛にミッションがあるということをご紹介してきました。
恋愛においての運命の人とは、今世では出会いきれないほど、たくさんいます。
すべてのご縁が運命の人といえるでしょう。
なかには、片思いで終わってしまうこともあるかもしれません。また、「なんだかこの人にときめくなぁ〜」という程度の出会いもあるかもしれません。
それも含め、すべての出会いにミッションがあります。出会いかたによってどんなミッションかが違うだけなのです。
片思いの相手に惹かれた理由を見つめる
完全な片思いの場合、相手との間には「助け合う」というミッションは無く、出会うことだけがお互いのミッションとなります。
自分が片思いの場合は、相手に対してではなく、自分に対してだけやるべきことがあります。
それは、「自分がなぜ、この人に惹かれたのか」ということを考えていくということです。
ここを突き詰めていくと多くの場合は、
「この人といると、自分の中の欠乏感を埋められるような気がする」
という満たしたい気持ちであったり
「彼のように振舞えたら、どんなに素敵か」
という憧れであったりします。
つまり、「その人と一緒にいる時の自分がとても素晴らしい気持ちになれる」から、その人を追い求めるという状態です。
恋に落ちた瞬間をイメージする
大きなときめきとともに始まる恋…そして、そのときめいた相手と一緒にいられる、素晴らしい状態を思い浮かべてください。
何かを満たしたいという気持ちや、相手を自分に振り向かせたいというコントロールの気持ちではなく、好きになったばかりの瞬間をイメージしてみてください。
それはすべてが色鮮やかで、クリアで、キラキラとした粒子が自分を取り巻いているように感じることでしょう。
その瞬間こそが、魂の自分と繋がった瞬間でもあります。
恋をすると、自然と魂の自分に繋がっていきます。
難しい修行やなんてしなくても恋をするだけで繋がることができます。
片思いで自分らしさを発見する
彼と一緒にいると素晴らしい自分でいられるのに、一緒にいられないと素晴らしい自分になれないのは、なぜなのでしょう。
ここに向き合うことが最も大切なポイントです。
片思いでのミッションは、自分の内側を見つめ、自分らしさを発見することになります。
出会うことだけで、相手のミッションは完了していていますから、こちらが相手に何かをすることはミッションにありません。
片思いの恋は、実らせることや、あきらめるということを目指すのではなく「恋をやりきる!」ということが大切です。
片思いの苦しみは、「実らせたいけど叶わない」「あきらめたいけどあきらめきれない」ということから起きます。
そうではなく、
「思いきり彼を好きになる」
「恋を楽しむ」
「好きな気持ちを膨らませる」
ということを大切にしましょう。
その「好き」の中に本当の自分が隠れているからです。
その隠された自分を見つけることが、片思いのミッションです。
ここに向き合い、ミッションが果たされると気持ちが落ち着いてくるでしょう。
冷めるというより、冷静に彼を見ることができるようになります。
やがて片思いのご縁が終わると、新しいご縁が訪れることもあります。
恋が終わることを恐れない
片思いが終わることを想像すると、不安に思うかもしれません。
けれど安心してほしいのは、そのようにご縁が終わるときは、悲しみに暮れるのではなく、とても満ち足りた自分で、緩やかに、自然に終わるものです。
冒頭でお伝えしたとおり、運命の人は出会いきれないほどいます。
もし、
「これ以上好きになれる人はいない」
「この人を逃したら私はずっと一人かも」
と思うなら、それは大きな間違いなのです。
自分自身が成長を止めない限り、新たな出会いはどんどんやってきます。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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