優しい人と付き合いたいのに、いざ付き合うと優しく扱われない…浮気をしない人と付き合いたいのに、なぜかいつも浮気されてしまう…。
そんな風に、望まない結果を手にし、落ち込む女性も多いことでしょう。
この記事では「魂の恋愛」という視点からパートナーシップを読み解き、解決の糸口を探っていきます。
わたしたちは「見たいもの」を見ている
すべての恋愛において、出会った相手は「運命の人」といえます。パートナーは、お互いの課題をともに乗り越えてくれる相手です。

つらい現実が起こったとき、意識しておくべきことがあります。
それは、わたしたちは常に、自分の「見たい」と思うものを見ているということです。それは、自分の「内側」を見ているともいえます。
パートナーシップにおいては、「彼」は自分の心の中をつぶさに映してくれる存在です。
それはさながら、プロジェクションマッピングのようなもの。
彼の上に、自分の内側を重ね合わせているのです。
自分の「内側」が彼に映し出される
お互いに乗り越えるべき課題をもった人たちが、課題を解決しあうために惹かれあうのが、「恋愛の仕組み」です。
彼はあなたの課題を映し、刺激し、解決を促してくる存在です。
たとえばあなたが嫉妬にとらわれる人ならば、彼は「裏切り者」になるでしょう。
あなたの心が渇いているなら、彼はあなたに渇きを与える人になります。
あなたの心がいつも苦しんでいるのなら、彼はあなたに苦しみを与える人になります。
あなたに自信がないのなら、彼はあなたが自信をなくすように仕向ける人になります。
あなたがもっと「優しさがほしい」と思うほど、彼はあなたに優しくしてくれないでしょう。
あなたが「彼は愛が足りない人」だと思うなら、彼は愛のない人になるでしょう。
全てはこの仕組みです。「自分の内側にあるものを常に見せてくれるのが彼」だと考えてみましょう。
つまり、「彼が何かをしてくれない」のも「彼が何か傷つけるようなことをしてくる」のも、自分の内側が見せていることだといえるのです。
愛にあふれた自分でなければ、見えない彼がいる
彼が自分の内側を映す存在ならば、自分の内側を整えなければ、理想の彼になることはありません。
彼に信じられるものを見出したいなら、あなたは自分を信じるしかありません。
彼に満たしてほしいと思うなら、満たされている自分を知らなければいけません。
恋愛の苦しみから逃れたいなら、「自分自身が感謝を忘れている」ということを思い出さなければいけません。
もっとパートナーシップに自信をもちたいなら、彼のことを「誰よりも理解している」と自負できるほど、彼のことを知らなければいけません。
彼に優しくしてほしいと思うなら、彼に「あなたともっと仲良くしたい」と純粋な気持ちを伝える必要があります。
愛にあふれる彼を見たいなら、自分自身が、愛にあふれる「内側」を持つしかありません。愛にあふれる思考と、行動をとることです。
自分自身が愛にあふれた状態でなければ「見えない彼」というものが存在します。
望みどおりの結果が得られていないとき、苦しいと感じるときには、その現実は「現在の自分」の視点から見ている世界だととらえましょう。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。


小嶋 由希子
