「こんな人を好きになるなんてありえない」と言っていた女性が、そんな「ありえない」男性と付き合い、結婚に至った…という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
逆に、男性で自分の好みではない女性とゴールインしたという話は、あまり聞かないかもしれません。
なぜ女性は、理想通りの男性でなくても付き合えるのでしょうか。
男性をリードすることは女性特有の能力
女性には、子育てに必要な母性が備わっています。子育てと、パートナーである男性をリードすることは、根本的に同じことです。
子育てと同様、パートナーをリードすることで、相手を成長させるとともに自分自身も成長していくことができるからです。
しかし、これは女性だからできること。男性が同じことを行うのは難しいと言えます。
男性は「理想の女性像」とかけ離れた女性を好まない
男性には、「理想の女性像」があります。
男性はその理想の女性像に、より近い女性を好みます。「理想の女性像」から外れる女性は、恋愛対象外となります。
これは、男性には相手を「理解して受容する」能力がないためです。
しかし、男性は「理想の女性像」を持ってはいるものの、「完璧な女性像」は持っていません。
女性は男性を「成長させよう」と発想できる
女性が描く好みの男性のイメージは「完璧な男性」になりがちです。
それなのに「ありえない」男性と付き合えるのは、相手の男性を「理想の男性と比べて足りないだけ」という見方をしているということでもあります。
「完璧な男性」には包容力があるけれども、彼にはそれが足りない…というような考え方です。
ということはつまり、「今は足りないだけで、これから成長していくかもしれない。どうしたらもっと理想に近づけられるのかな」と発想できるということです。これが、女性のもつ能力です。
男性は「育てる」発想がない
男性にはこのような「理想の女性に育てよう」という発想はありません。目の前の女性が「理想の女性像と違う」と思えば、減点方式で相手を見ていきます。
男性を受け入れ、成長を促すことができるというのは、女性ならではの素敵な特性なのです。
女性のリードがあると一人の男性と長続きする
運命の扉をあけて、一人の男性とともに次々と課題を乗り越えていくのは、女性のリードがあってこそ。
そうすることで、長く付き合うことができ、共に成長し合える恋愛をすることができるでしょう。
こちらの記事に記載している内容は、なぜときめくほどに恋愛は上手くいかないのかで詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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