大好きなパートナーとの別れを迎えるとき、誰しもが悲しみや寂しさを感じることでしょう。
今回は、一見辛いと思える別れを通して、後悔のない生き方をしていけるかどうかのポイントをご紹介します。
大切な人と別れるという決断
恋愛においては、ある「矛盾」を感じるようなことが時折起こります。
それは、
「好きなのにお別れする」
「大切なのにお別れする」
というときに起こる矛盾です。
こういった恋のなかには、好きで好きで仕方ないのに叶わない恋だったということもあるでしょう。
また、嫌いになったわけではなく、明らかにお互いの進むべき道や幸せの基準が大きく違ってしまい、別れてしまったということもあるかもしれません。
別れが素晴らしいものであるという矛盾
こういった「別れ」はやむを得ず訪れます。
しかしすべてが、次のステージに向かうための別れです。
どんなに心は寂しく、悲しくとも、その別れはお互いにとって素晴らしいことなのです。
これが、恋愛においての醍醐味でもありますが、矛盾を感じるところでもあります。
ご縁の意味と心の愛着が別物だからこそ、起こることといえます。
もしも、「別れるべき時に別れない」ということを選択してしまうと、のちのち後悔を生むことになります。
不完全燃焼は後悔を招く
わたしたちはつい、まるで時間が無限にあるように感じてしまいがちです。
しかし実際のところ、いつか必ず、魂が肉体を離れる日が来るのです。
「最期の時、自分は何を思うのか…」
もしもその問いに対してネガティヴに感じる自分がいるのならば、それは人生において不完全燃焼である証拠です。
後悔のない人生を送っていれば、死はネガティヴなものにはならないからです。
不完全燃焼の状態に気づき、前進しているかどうか
ただしこれは、不完全燃焼の状態がダメというわけではありません。
最も大切なのは、不完全燃焼だということに気が付いているかどうかです。
不完全燃焼であることに気が付き、常に進化・成長しようと試みるのであれば、最期の瞬間にも心残りはあれど、後悔はないでしょう。
しかし気が付いているのに動かないのであれば、必ず後悔します。
なぜなら、その状態では「現状を維持する」ということに必死になっており、感謝の欠如を招くからです。
完全燃焼の恋愛をして後悔のない人生へ
恋愛におい時に残酷な展開を迎えたときに、こうした矛盾はひどく悲しく感じられるかもしれません。
けれどそれは、ひと時の感傷にすぎないのだということを心に留めておいてください。
常に前進していれば、恋愛においてはすぐに次の展開が待ち受けているものです。
のちのち「あの時別れることがベストだった」と思えることが起こりえます。
恋愛とは魂磨きそのものです。
しっかりと魂のパートナーシップを構築したご縁の先にある別れは、間違いなく後悔のないものになります。
完全燃焼の恋愛を繰り返すことは、結果として、後悔のない人生を送ることに繋がるのです。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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