前回の記事では、「愛し合っていてもいっしょになれない恋」についての捉え方をご紹介しました。
今回は、すべての恋愛にあてはまる「お別れ」についての捉え方をご紹介します。
恋愛によって何を得たか
恋愛をするにあたって一番大切なのは、「恋愛によって何を得たか」です。
辛いだけで、何も得なかったと思うとしたら、それは残念ながら、ご縁を無駄にしてしまっている証拠です。
これでは魂の約束は果たされず、とても悔いの残ることになります。
執着心はやりきっていないときに起こる
「魂の悔い」が残ると生じるのが、「執着心」です。
人は魂のプランを達成できないことに対して、大きな悔いを残します。
恋愛でのご縁において、魂のプランを達成するということは、「やりきること」。
何をやりきるのか…それは、そのご縁で浮き彫りになる課題に取り組むことです。
恋愛は気づきを促す
わたしたちは恋愛のみならず、人生すべてにおいて「学び」と「成長」を促す「気づき」を体験しています。
なかでも恋愛が一番、この「気付き」を強く促すのです。
この「気づき」のダイジェストが、人生の最後にわたしたちが振り返る物語となります。
その他の楽しいことや苦しいことなどの「体験」はオプションでしかありません。
恋をしてたくさん苦しんだとしても、すべて思い出となる…まさに、「体験した」という楽しみが残るのです。
もし、忘れられない思いや、その恋の終わりがただ、辛いものなのだと感じる方は、「得られるはずの学びが終わっていない」という証です。
恋愛はやりきると、かすかな切なさを残すかもしれませんが、最後は大きな愛と感謝に満ちて終わります。
それは「課題が終わった」と言うサインなのです。
気づきを得ることで次の出会いが変わる
たとえお別れした後だとしても、自分に向き合うことで、気づきは得ることができます。
ぜひ、振り返ってみてくださいね。
そうすることによって、次の出会いが変わるのです。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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