恋愛に「ときめき」はつきもの。しかし、ときめきが過度であることは、危険信号となります。
自分のことしか見えなくなる状態とは
「鏡張りの箱」…つまり、自分のことしか見えず、ときめきに翻弄されている状態から脱するには、彼の立場で物事を考えることがポイントです。
ところが、この落ちた「箱」が深いと、彼の視点で物事を捉えることが難しくなります。
不安やさみしさに苛まれ、彼の視点に立つ余裕がなくなってしまうのです。
自分のことしか見えないのは自己肯定感が低い人
こうした深い「鏡張りの箱」に入り込んでしまいやすいひとには、特徴があります。
それは「自己肯定感が低い」「自信がない」ということです。
強烈なときめきを追い求める人は、日頃から満たされない思いを抱え、「自分はダメな人間だ」と思い込んでいます。
そういった満たされない思いを、恋愛の高揚感で埋めようとしてしまうのです。
この状態はまさに「ときめき中毒」といえるでしょう。
- なかなかいい人がいない
- 追いかける恋愛は好きだけど、追いかけられる恋愛は嫌い
- 好きになってくれない男性ばかり好きになってしまう
こんな悩みを抱える女性は、ときめき中毒に陥っている可能性が高いといえるでしょう。
自己肯定感が低い原因
自己肯定感が低いのは、もともとの容姿や社会的地位、お金などの持ち物などのせいではありません。
自分に足りないものがあるからではなく、自分を自分らしく表現できていないことが、自己肯定感を低くしてしまう原因です。
- 常に我慢している
- 人の顔色を伺う機会が多い
- どうせうまくいかないと思いながら何かに取り組んでいる
このような人は、自己肯定感が低くなりがちです。
また、
- 恥をかきたくない
- バカにされたくない
- 傷つきたくない
- 失敗したくない
- 人に負けたくない
このように自尊心が高い人も、自己肯定感が低くなる傾向があります。
自己肯定感が高まるとときめきの質が変わる
これらの考え方を脇に置き、自分らしく生活するできるようになると、自己肯定感が高まってくるようになります。
すると、ときめきの質が変わってきます。
これは、相手に自分を肯定してもらう必要がなくなるからです。
その上で感じるときめきは、あくまで自分の内側から湧き出るものであり、とても穏やかな愛が溢れる状態となるでしょう。
この状態になると自分だけでなく、相手にもときめきを与えられるので、「自己肯定しあう関係」であるといえるでしょう。
自分らしく生活する具体的な方法は、別の記事でお伝えします。
こちらの記事に記載している内容は、なぜときめくほどに恋愛は上手くいかないのかで詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
最新記事 by 小嶋 由希子 (全て見る)
- わがままを言ってはいけない?自己肯定感が低い理由 - 2021年5月11日
- 彼をコントロールしたくなったときにおすすめ「全一性」のワーク - 2020年12月5日
- 生きるということ - 2020年10月31日