出会いの場面で「好印象をもってもらいたい!けれど、どんなトークをしたら気に入られるのかわからない…」と悩む人も多いことでしょう。
出会う男性すべての、好みのタイプに自分を当てはめていくのは難しいこと。
また、最初だけは好印象でも、関係が長続きしなければ意味がありません。男性から「思っていた女性と違ったな」なんて思われては、落ち込んでしまいますよね。
今回は、そんな悩みを解消する、とっておきの方法をご紹介します。
男性は必ず「理想の女性像」を持っている
男性は必ずと言っていいほど、「好みのタイプ」を持っています。
これは言い換えると「理想の女性像」ということでもあります。
これらは幼少期からさまざまな女性との出会いや、好きなアイドル、アニメのヒロインなどから作り出された女性像です。
しかし、この「理想の女性像」は意外とざっくりしているもの。
「華やかな雰囲気の女性がいい」「凛とした清潔感のある女性がいい」「やさしく従順そうな女性がいい」という程度です。
そして男性は、常に「目の前の女性」と「理想の女性像」を比べています。
目の前の女性が理想の女性像と一致するとき、男性は恋に落ちるのです。
出会いの場面では女性から自己開示しない
出会いの場面ではこの「理想の女性像」に合致するどうかが大切な要素となります。
そのため実は女性は、出会いの場面では自己開示をしない、つまり、自分のことを多く語らないほうが良いのです。
話してすぐに「この女性はおれの理想の女性像ではないな」と思われると、次に進まないからです。
心地よさをプラスして「もしかして理想の女性かも」と思わせる
また、男性は、出会いから付き合いはじめにかけて「狩りモード」に入っています。
「この女性はどんな女性なんだろう」と相手に思わせたほうが、本能的な探究心と征服欲を刺激することができます。
さらに、そこで「3つの刺激」を念頭に置いたコミュニケーションをとることによって、心地よさを感じてもらいます。
これによって、男性は、
「彼女のことはまだよくわからないけど、なんだか心地いい」
「もしかして彼女は理想の女性なのかもしれない」
と考えるようになるのです。
彼から「理想の女性」フィルターをかけてもらう
そうなると、彼は勝手に「彼女は理想の女性だ」と考え、自分の理想の女性像に、目の前の女性を当てはめようとしだします。
「こんなところも、あんなところも、やっぱりマッチしている」という具合です。
もし本当はタイプとは違っていても、彼が思い込んでいれば、そのように見つづけてくれるのです。
本当はタイプが全然違っても大丈夫
「わたしは本当は理想の女性像と違うのに、なんだかだましているみたい…」
「本当は全然違うのに、バレたらどうしよう…」
と感じる必要はありません。
たとえば、男性が「女らしい女性が好み」だとして、自分が男っぽい性格だとしても、そこが垣間見えたくらいでは、彼は「こんな一面もあるんだな」くらいにしか感じません。
「女らしい彼女の持つ、男っぽい一面」と捉えるのです。
聞かれたことにはぼんやり答える
自己開示しないといっても、なにも話してはいけないというわけではありません。
自分から事細かに話さない、という程度で構いません。
なにかを聞かれた時にコツとしては「ぼんやり答える」ことです。
たとえば初対面で職業をきかれたときには、
「外資系IT企業の、◯◯株式会社で広報をしています」
というよりも、
「IT系の会社で働いています」
「社外の人とも話すような仕事かな」
程度にとどめておくなど。
特に、普段バリバリ働いているタイプの女性は、事細かな仕事の内容を話してしまうと、男性から敬遠されてしまうことがあります。
男性はどんなに「女性も働いていたほうがいい」と思っていたとしても、「おれの方がバリバリ仕事している」と思っていたいからです。
初対面の段階では、男性と肩を並べるようなアピールは、控えめにしておきましょう。
ぼんやり答えを返したあとは、「あなたはどうなの?」と、男性の話を広げていくのが良いでしょう。
先に「理想の女性」と確信してもらうことが、長続きする関係のコツ
長く付き合いを続けるには、この「彼女は理想の女性かも」という期待から、「やっぱり彼女は理想の女性だ」という確信に変わるまで、自己開示を控えめにすることです。
目安としては、3ヶ月から長くて1年ほど。
そうすると、その先どんなに長い付き合いになったとしても、男性はずっと「おれのパートナーは理想の女性なんだ」と信じつづけられるのです。
自分のことを一切語るな、というわけではありません。
「理解する」「理解される」順番を変えるのです。
まずは、自己開示を控え、彼の理想の女性像だと認識してもらいましょう。
そのうえで自分のことを開示していくほうが、うまくいくのです。
すでに自己開示をたくさんしてしまった…というひとは、これからは彼の話を広げるように努めてみましょう。
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小嶋 由希子
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