「男女では脳の作りが違う」というのはよく聞く話かもしれません。
しかし具体的に、明確な違いをわかっている女性は少ないもの。
女性が「男女の考え方の違い」をしっかり把握していると、余計な不安やイライラを抑えることができます。
男女の考え方の違い
男女の考え方には根本的な違いがあります。
女性は、問題が起きないために対策を取ろうとします。
男性は、問題が起きたときにいち早く対処するための方法を考えます。
こうした違いがあるからこそ、「問題が起こること」に対して多角的な見方ができ、補い合うことができるのです。
女性は未来を予測すること、男性はいち早く対処することが得意
女性は、問題が起きないようにする対策を練ることだけでなく、「問題が起きた原因」を把握することも得意です。
ケンカになったとき、「なぜこうなったのか」を追求するのは女性です。
男性は「今起きているこのケンカをなんとかおさめよう」と努めます。
また、女性は危機管理能力にも長けています。
「同じようなトラブルが起きないためにはどうしたら良いか」を予測し、対策しているのが女性。
男性は「なるべく平和な現状を維持し、トラブルの際には迅速に対処する」ことが得意です。
女性がしがちな「察してよ」
女性はこのように、予測する能力に長けているため、男性の行動から気持ちを察しようとします。
また、男性にも察してもらうことを求めがちです。
そんな女性がやってしまいがちなのが「わたしの気持ちを察してよ」「これくらい言わなくてもわかるよね」という無言のプレッシャーを男性にかけることです。
この思考は、男性がとる行動に、過剰な不安を感じてしまいやすくなります。
「わたしのことが好きなら、こんなことしないはず…」
「なんでわたしのことをわかってくれないの?」
と不安になる女性の多くは、実は「自分でも何をしてもらうと嬉しいかがよくわかっていない」場合が多くあります。
「さみしくて電話をしているのに、さみしいって気づいてくれない」
「スキンシップがほしいのに、全然触れてくれない」
などの不満や不安が、彼への不機嫌な態度で現れてしまうのです。
自分の取り扱い説明書をつくる
こういう女性におすすめなのは「自分の取り扱い説明書」をつくっておくことです。
- わたしはおいしいものを食べると喜びます。
- わたしはスキンシップが好きなので、頭を撫でられると特に喜びます。
- わたしはさみしい時に連絡してしまう癖があるので、急に連絡がきたときには「何かあった?」と聞いてくれると喜びます。
という具合です。
このように「自分がどう扱われたいのか」をはっきりさせておくことで、どうしたら彼にその要望を叶えてもらえるのかが、予測しやすくなるのです。
この取り扱い説明書に沿って、彼に「欲しい愛情表現」を伝えることで、むやみに彼へプレッシャーをかけることもなくなるでしょう。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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