「こんなに愛し合っているのになぜ一緒になれないのだろう…」と悩んだ経験のあるカップルはいるのではないでしょうか。
なんらかの事情や障害があり、結ばれるに至らない…というケースです。
今回は、そんな恋の捉え方を、魂のパートナーシップの観点から解説します。
恋愛は自分そのものであることを問われる縁
「こんなに愛し合っているのに、一緒になれないのだな」と思ってしまう恋愛…。
さまざまなシチュエーションにおいて、そういった恋愛は存在します。
魂のプランと、そのご縁はとても巧妙で、常にわたしたちに「愛」を問いかけます。
愛はわたしたちそのもの。
つまり、恋愛は「わたしたちがそのものであること」を問われるご縁なのです。
子どもが関わるご縁
中でも、一緒になれない恋愛に悩むカップルのなかには、なんらかの形で「子ども」が関係していることも多くあります。
子どもと親の魂の契約
「子ども」が関わるご縁は、恋愛の仕組みの中でも別立ての仕組みを持っています。
恋愛の仕組みは、出会うことでの学びと成長を得るための仕組みですが、子どもは親と魂の契約をしています。
例えば
「あなたのところに宿るね」というだけの場合
「あなたの子供としてこんな体験させてね」という場合
「あなたの子供として何歳まではこんな環境でいてね」という場合など。
これらは、「人間としての基準での幸せ」の約束ではなく「魂が体験すると決めたプラン」に沿っています。
それが、たとえ辛い体験だったとしても、です。
子どもは母親を選んでいる
子どもは親を選んで来ています。特に母親です。また、母親もそれを受け取っています。
子どもは、魂のプランに沿った親を選びます。(たまに、たまたま…というようなこともありますが。)
そして、それは、親となる人たちにとっても
「魂の約束」なのです。
子供と約束したプランがあり、それを守らざるを得ない時、どんなに好きでも恋の相手を選べない時があります。
逆を言えば、魂の約束が果たされていれば、子供がいても一緒になることができます。
もし、聞けるようであれば、子供に聞いてみることです。
子供が「いやだ」という時は「約束が違う」という時です。
そして、その約束を守ることで、得られる学びがあるという場合もあります。
思い込みを捨ててみる
なかには「思い込み」ということもあります。
例えば、シングルマザーの方の中には「子育てが終わるまでは、好きな男性といっしょになるのはダメ」と自分で決めてしまっている方もいますが、それこそが「思い込み」。
子どもに聞いてみると、あっさり「いいよ!」という場合もある。
こんな小さな子にわからないよね?と思うかもしれませんが、子どもは案外答えを持っているのです。
子どもにそんなこと聞くなんて、と変な罪悪感を持って接すると、子どもはそれを感じ取ってしまい、逆に子どもが恐れを受け取ってしまうので、さらりと聞いてみるといいでしょう。
一緒になれなくてもすべてが素晴らしい恋
もし、恋愛することになにかの罪悪感や、モヤモヤとしたものがあるのであれば自分の中の「それ」に向き合うことが大切です。
他にもいろいろなケースでご縁が結ばれないことがあります。
ですが、どれも素晴らしい恋であり、一緒になることだけが素晴らしいわけではないのです。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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