「付き合い始めてから時間が経って、なぜか彼が冷めたような気がする」
「付き合う前は彼の方が情熱的だったのに、いつのまにか逆転してしまった」
そんな経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
そんな男女間での温度差は、なぜ生まれるのでしょうか。
男女間で気持ちの温度差がうまれる仕組み
男女の気持ちに温度差があり、ときめきが期間限定になってしまうのは、やむを得ないことです。
男性の盛り上がるピークは付き合う前
男性が女性に対して抱くのは、「征服欲」「独占欲」「探究心」「性欲」などです。
出会ったばかりの女性に対して
- 「手に入れたい!」という征服欲
- 「自分だけのものにしたい!」という独占欲
- 「自分にとっての利益は何か?」という探究心
- 「他の男に負けたくない」という競争心
- 子孫を残すための性欲
これらが湧くのは、付き合う前がピークなのです。
お付き合いが始まり、女性が自分のものになったと思うと、安心して気が緩んでいきます。
女性が盛り上がるのは付き合ったあと
対して、女性が男性に求めるのは、「理解」「共感」「守ってもらうこと」などです。
付き合ってからのほうが、相手に求める気持ちが大きくなるのです。
執着と愛情を勘違いすることへのリスク
このように、男女ではお互いに求める気持ちが違うため、満たされるタイミングが変わってきます。
こういった、本能に近い欲望を刺激しつづけることには、リスクが伴います。
刺激は「満たされていない」と感じる時に受けるため、満たされていない状態が続くと、「束縛」「猜疑心」「不安」「不満」「自己中心的な考え」といったネガティブな感情が生まれていってしまいます。
そして、パートナーがこのネガティブな感情を解消してくれるようになると、その相手に執着してしまうようになります。
この「執着」を「愛情」だと勘違いしてしまうと、相手への要求がどんどん増えます。
それは、自分の執着を受け入れてくれるかどうかで、絶え間なく、愛情があるかどうかを確かめようとすることなのです。
また、うまくいってるのに不安になり、相手にわざとケンカを売るようなひともいます。冷たい態度をとり、相手を試そうとするひともいます。
こういった温度差を適切に埋めるために、適切なコミュニケーションを取っていく必要があります。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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