「好きな人に振り向いてもらいたい」「お付き合いしている彼と結婚したい」「ずっと飽きずに好きでいてもらいたい」…誰かを好きになると、そんな気持ちになりますね。
けれど同時に、彼に愛されたいがために、彼の顔色を伺ってしまう女性もいるかもしれません。
今回は、男性から「ずっと一緒にいたい」と思わせる女性の特徴である「男性の自信を回復させるということ」についてご紹介します。
ストレス発散はできても、自信回復は簡単ではない
ひとは日々、さまざまなストレスにさらされています。
特に男性は会社という競争の中に身を置き、常に男としての価値を自問自答し続けているといっても良いでしょう。
仕事でトラブルが起きた、同僚とこじれた、上司から叱られた…たとえばこんなストレスが生じた時は、趣味やお酒などで発散することもできます。
しかし、ストレスは発散できても、一度失った自信は、なかなか回復することができません。
男性は自信をなくしたときこそ「かっこよく映る鏡」を見たい
男性に求められる女性とは、そういう男性の自信回復を上手に手伝える女性です。
これは、「鏡のルール」でもお伝えしていますが、男性は女性に対して「おれってなかなかやるな」と感じさせてほしいと願っています。
特に、自信をなくして落ち込んだ時は、「でも、おれって本当はすごいんだ」と自信を取り戻したくなるもの。
そんなときに「この子と話せば、自信を取り戻せる。おれってすごいと思える」という女性を、男性は求めています。
くたくたに疲れて帰宅し、仕事のことでイライラがたまりつつ、ちょっとした愚痴をこぼしたときに、
「そんなことがあったんだね」
「あなたが悪いわけじゃないよね」
「いつもがんばっているよね」
と言ってくれる女性がそばにいると、男性は「受け入れられた」と感じ、癒されていきます。
これが自信を回復させ、また外へと戦いに出る原動力となります。
ポイントは「どんなときでも自分をかっこよく映してくれる鏡」であること、そして「そのままの自分を受け入れてくれる」ということです。
自信をなくした彼に対するNG言動とは
逆効果になるのは、「でもそれってあなたも悪いんじゃないの?」とジャッジすることです。
また、「こうしたほうがいいんじゃないの?」というアドバイスもいりません。
まして、疲れているとき・イライラしているときなどに、そんな彼の言動を責め、「わたしに気を遣ってよ」という態度をしようものなら、彼のストレスは増し、自信はなくなる一方。
やがて、「この女性には理解してもらえない」というあきらめに変わってしまうことでしょう。
男性に絶対的な自信を感じさせる、唯一無二の味方でいるということ
現代社会は、男性にとっては自信を喪失する場面にあふれています。
夫婦共働きも当たり前、イクメンであることも評価されるようになり、会社でも女性の活躍が目覚ましい世の中になりました。
そんななかで、「自分の彼女・奥さんと一緒にいるときくらいは、男としての自信を感じさせてほしい」のが男性の本音なのです。
そもそも男性と女性には生物学的なちがいがある
こういったアプローチについて、女性の中には「なんだか女性ばかりがやることが多い気がする」「彼のご機嫌をとることが、女性の幸せなの?」と不満に感じる方もいるかもしれません。
しかし、男性と女性はそもそも生物学的にちがいがあるということをおさえておくべきなのです。
男性は本能的な生き物で、とてもシンプルです。
お腹がすいたら食べる、眠くなったら寝る…というふうに、本能にしたがって生きている人がとても多いのです。
女性に対してこまやかに気を遣ったり、共感してあげるというのは、男性にとっては苦手分野だということを忘れてはいけません。
無理に「苦手を克服してよ」と責めるのではなく、女性が共感力を駆使して、ふたりの関係を育てるほうが、関係がスムーズに進展するのです。
「鏡のルール」と「3つの刺激」は「ご機嫌取り」ではない
また、「3つの刺激」を与えることは、男性を育てることにもなります。
女性を通して「役に立つ自分」「力を発揮している自分」でいることを心地いいと思えば、外でほかの人間関係においても「力を発揮する自分でいたい」と思い、がんばるようになるのです。
男性をかっこよく映す鏡になり、3つの刺激を与えることは、男性のご機嫌をとる男性優位の考え方ではなく、ふたりの関係をより円滑にし、パートナーが外で活躍できる素晴らしい男性へと成長する手助けにもなることなのです。
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小嶋 由希子
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