今回は、いつの時代も多くの人を悩ませる「浮気」について、魂のパートナーシップの観点からの乗り越え方をご紹介します。
なお、この記事はあくまでも、立川ルリ子自身の経験や、恋愛の仕組み・魂のパートナーシップの観点から書いています。
浮気されてつらいと思う人を否定する記事ではありませんので、あらかじめご理解ください。
自分が浮気する場合
前回の記事では、「パートナーの浮気を許せるかどうか」がテーマでした。
では、自分が浮気する場合はどうでしょうか。
立川ルリ子は自身のさまざまな経験から、「ひとりの相手だけで、課題に取り組む方が、素晴らしい状態でいられる」ということを体験しています。
また、クライアントの皆様の相談を受けていても、複数の彼とお付き合いしている人と、ひとりの彼とお付き合いしている人とでは、心の豊かさに違いがあります。
この場合、ひとりの彼とお付き合いし、課題に取り組んでいる人の方が、心が豊かになりやすいという結果が得られています。
ただし必ずしも、それが正しいというわけではありません。
複数の人とお付き合いするメカニズム
魂の恋愛としての視点では、ひとつの課題に対し、ひとりの人と取り組んでいくのが一般的です。
ただし、その課題をクリアするために出会う人が、複数人まとめてとなることがあります。
それぞれに、全くタイプが違う人に感じていても、課題は同じというわけです。
どの人とも課題をクリアすれば、いずれのご縁も終わり、新しい出会いが訪れます。
なお、これはつまり、複数の女性と関係を持つ男性であったとしても、パートナーである女性がしっかりと課題を手伝うことで、同じ課題を持つ他の女性との縁が切れていく、ということでもあります。
複数人とお付き合いすることの難しさ
ただし、複数人と同時にお付き合いすることには、難しさもあります。
相手の人数分の課題に向き合う
まず難しいのは、こちらの課題はひとつだとしても、相手の課題は人数分あるということです。
それぞれの相手の課題を手伝うことが出来なければ、確実にトラブルが勃発するのです。
そのトラブルの対応に追われていると、他のご縁の課題のお手伝いも手薄になるため、すべて破綻していきます。
複数人と同時にお付き合いすると、このように常に落ち着きがなく、疲れてしまいがちです。
罪悪感にさいなまれる
また女性の場合は、浮気の罪悪感にさいなまれやすくなることが、難しさのひとつです。
罪悪感は、数ある感情の中でも女性特有の感情です。
そして一番良くない、負の感情ともいえます。
女性は複数人とお付き合いすることは、基本的に向いてないのかもしれません。
複数人と付き合うことが物理的にできるかどうかは関係なく、できてもしない方が心は満たされやすいともいえます。
成長につながるご縁かどうか
浮気された場合も、浮気をしてしまった場合も、自分もしくは相手が、「浮気をしなければならない理由」をしっかり見つけることが大切です。
ひとりの人と課題に取り組むほうが、人間として健全でしょう。
しかしそれは、「浮気はよくない」とか、「誰かを傷つけるから」といった、倫理的な話とは全く別のことです。
なぜなら、恋愛の仕組みは、人間のエゴを満たすための法律的な区別はできないからです。
ただ、ひたすらに、成長に繋がるご縁かどうかということだけが、恋愛の仕組みにおける重要なポイントです。
恋愛の仕組みをうまく動かすために
魂のパートナーシップでは、浮気をするかしないかということに囚われて不安になったり、苦しんだり、浮気相手を恨んだりすることは、意味のないことといえます。
それは恋愛の仕組みを破綻に向かわせるだけ。
それよりも、
「わたしはこの人で、自分の課題をクリアしていくことを選ぶのか?」
「わたしはこの人の課題を手伝ってあげたいと思えるのか?」
ということを真剣に考えるほうが、恋愛の仕組みを動かし、ご縁を深く結んでいくことになります。
このふたつのどちらが欠けても、恋愛はうまくいきません。
先の先まで見据え、しっかりと自分に問いかけ、腹をくくって彼との関係に取り組むのが良いでしょう。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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