出会った頃の「ときめき」を、少しでも長く感じていたい…そう感じる人も多いことでしょう。
今回は、ときめきの正体とは何かをお伝えします。
「ときめき」は欲が満たされるときの高揚感
「ときめき」とは、さまざまな欲が満たされたときに感じる高揚感です。
ずっと欲しかった洋服を手に入れたとき、美味しいスイーツを食べたとき、仕事がうまくいったとき、趣味に没頭しているとき…など、日常の中でときめきを感じられる場面はたくさんあります。
そのなかでも恋愛におけるときめきは、「エゴが満たされたときの高揚感」といえるでしょう。
恋のときめきとは
まだ出会って間もない男性に、相手のことを何も知らないにも関わらず、「あの人、タイプ!」とときめいたことはないでしょうか。
恋愛におけるときめきとは、「こんな人がわたしを受け入れてくれたら、わたしって素晴らしいと感じられるだろうな」という気持ちの高まりなのです。
そのときめきが消えていくと、「自分を肯定されたい」という執着に変わります。
「もっとわたしを好きになってほしい」
「彼の気持ちがわからない」
「わたしの方が彼のことを好きみたいで、悔しい」
そんな感情が出てきたとき、ときめきは執着となり、悩みや苦しみへと変化しているのです。
恋をするとエゴのスイッチが入る
ひとは誰しも、恋をすると自動的に「自己肯定したい!」というエゴのスイッチが入るようになっています。
自己肯定し合うため、快楽を得るため、お互いを「必要な存在」だとして求め合います。
このようなエゴを満たし合うときの高揚感である「ときめき」は、人間に与えられた素晴らしいギフトなのです。
男女で求め合うのはエゴがあるからこそ
エゴがなければ、男女でお互いを求め合うことはありません。
彼がどこの誰と幸せになろうと気にもしません。
「あの人のことを考えるだけでドキドキする」なんてこともありません。
「わたしを満たしてよ」とイライラすることもありません。
事実、友達と恋した相手とでは、まったく違う気持ちになるでしょう。
エゴがあるからこそ、苦しくもなり、楽しくもなるのです。
つまり、相手と自分のエゴを熟知してさえいれば、いつでもときめきをつくりだし、いつまでもときめきを感じ合う関係でいることができます。
ときめきは愛ではない
ときめいている状態とは、「恋している」状態です。
恋愛初期でときめいているとき、「こんなにも彼を愛している」と思うかもしれませんが、その段階ではまだ「愛」ではありません。
「恋すること」と「愛すること」はまったく別物であり、性質の違うものなのです。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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