より良いパートナーシップを育む考え方として「愛の三次元」というものがあります。
これは、自分を大切にし、彼のことも尊重したうえで、よい深い関係を築いていく考え方です。
「彼が自分を幸せにしてくれる」は本当?
自分の人生について、「何が幸せか」を考える機会は誰しもあるでしょう。
しかし、「あなたは、大好きな彼にどんな人生を送ってほしいですか?」と尋ねると、とまどってしまう人も多いのではないでしょうか。
恋愛で悩む女性の多くは、「自分の幸せにどう関係するか」という視点で彼を見ています。
それはつまり「彼が自分の人生を幸せにしてくれる」という発想でもあります。
しかし実はこの発想を持ち続ける限り、なかなか悩みからは抜け出すことができないのです。
「わたし+彼=素晴らしいわたしの世界」ではない
「彼がわたしの人生を幸せにしてくれる」という発想の人は、わたしと彼との関係性を「1+1=1」のようにとらえがちです。
わたし+彼=素晴らしいわたしの世界
という考え方です。
「彼の存在があると、わたしの世界が素晴らしいものに変化する」というものです。
この場合、ゴールは「素晴らしいわたしの世界」。ゴールでは、「わたし」も「彼」も「すべてが同じでなければならないと感じる世界」で生きるという考え方です。
「彼にわたしの人生を素晴らしくしてもらおう」では悩みが絶えない
しかし、こうした考えをもって恋愛に取り組むと、多くの女性が苦戦を強いられます。
なかなか出会いがなかったり、付き合っても次から次へと悩みが生じたりします。
なぜならば、こうした考え方の根底には、「現在が幸せではない」「現在は素晴らしくない」「現在のわたしではダメだ」という思考があるからです。
「今の自分では、素晴らしい世界をつくることができないから、彼に助けてもらって素晴らしい世界をつくろう」
「理想とする素晴らしい世界には、素晴らしい彼が必要だ」
と考えているということです。
そのため、少しでも彼が自分の理想から外れると、「この人はダメ」と感じてしまいます。結果、悩み続けてしまうのです。
「素晴らしい彼氏ができたら、きっと自分の人生は素晴らしくなる」「素晴らしい男性と結婚できたら、きっと自分の人生は素晴らしくなる」と考えている人は、次のように考えてみてください。
「今のままでも【わたしの日常】は、じゅうぶんに素晴らしい。彼の存在で、新しく【ふたりの世界】ができるのだ」ということです。
愛の三次元を構成する「3つの世界」
こうした「新しいふたりの世界」をつくっていくには、「愛の三次元」という考え方をします。
「愛の三次元」とは、「3つの世界」のことです。「3つの世界」は次のようなものを指します。
- わたしの次元(わたしの世界)
- 彼の次元(彼の世界)
- ふたりの次元(ふたりの世界)
この3つの次元がそれぞれ独立して存在することで、恋愛が成立していると考えるのです。
わたしの次元は、彼ができてもずっと続いていく世界。
彼の次元は、わたしと付き合ってもずっと続いていく世界。
そして、わたしと彼とが付き合うことによって、わたしの次元とも彼の次元とも違う、ふたりでいるからこそ生まれるものがたくさんあり、愛にあふれた「ふたりの次元」がつくられるのです。
ふたりの次元では「新たな価値観」が必要となる
3つの次元では、価値観も独立しています。
- わたしの次元での価値観
- 彼の次元での価値観
- ふたりの次元での価値観
自分にとって、家族や友人との接し方、仕事の仕方などの価値観があるように、彼にも同じように彼の価値観があります。それらは違っていて構いません。
しかし、「ふたりの次元」では、ふたりで寄り添うための「新たな価値観」が必要となります。
時にお互いの価値観をすりあわせ、「ふたりの体験から成る新たな価値観」をつくっていくということです。
「ふたりの価値観」をつくるとは
ふたりの価値観をつくるということは、「3つめの選択をつくる」ということでもあります。
たとえば、
食事のとき、わたしはパスタが食べたいけれど、彼はかつ丼が食べたい→どちらでもない食事(焼肉、中華など)を選ぶ
映画を観るとき、わたしはいつもラブロマンスだけど、彼はアクション→あえてひとりでは観ないジャンル(ホラー、コメディなど)を選ぶ
といった具合です。
ここでの考え方のポイントは、「お互いのすべてを認め合い、共有する」のではなく「お互いのどちらでもない選択肢を増やしていく」ということです。
これを繰り返すことによって「相手のための選択」が増え、「自分も相手もどちらも大切にする」という「愛にあふれる世界」が生まれていくのです。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。


小嶋 由希子

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