「愛されたい」と思う女性は非常に多いもの。
「どうしたら男性から愛されるのか」と悩む女性には、「女性=愛されるもの」「男性=愛するもの」というイメージがあるのかもしれません。
しかし、果たして本当にそうでしょうか。
男性は「愛情を注がれる器」
「愛されたい」と悩む女性は、「男性こそが愛されるために生まれてきた」と考えてみましょう。
恋愛においては、男性は「器」のような存在です。
女性が愛を注ぎ、男性がそれを受け入れるイメージです。
男性はいつでも、女性に愛を注がれたいと思っています。そして、注がれた分を形にして返そうとします。
「彼女を守りたい」
「彼女を大切にしたい」
「彼女を手放したくない」
という気持ちが生まれていくのです。
タイプは「器に注いでほしい愛の形」の違い
「あのひとはこんなタイプ」という表現があります。
男性にもタイプがありますが、これは「その器に注いでほしい愛の形」が違う、ということです。
「理解」を注いでほしい男性
「信頼」を注いでほしい男性
「尊重」を注いでほしい男性
「受容」を注いでほしい男性
このように、注いでほしいものが違います。
注がれる器と注ぐ愛情
たとえば、「理解」を注ぎたがる女性と、「信頼」を注いでほしい男性の組み合わせがあるとします。
女性は、彼の行動ひとつひとつに、理解を深めようとします。また、彼の行動に干渉してしまうでしょう。
これは、女性が「わかる」と同意する感覚を大切にし、愛だと感じているからです。
しかし、「信頼」が愛だと思う男性に、そのアプローチは響きません。
こういった男性は「細かいことは話さなくてもいい。常に信じられている状態こそが愛」と思っているからです。
つまり、「注がれる器」と「注ぐもの」が合っていないのです。
耐熱性のないグラスに、熱湯を注ぎ続けると割れてしまうように、合わない愛情を注ぎ続けることで、関係が壊れてしまうこともあるのです。
男性が示す愛の形は人それぞれ
男性は、女性から愛を注がれることにより「自分は価値ある人間だと証明したい」と考えています。
付き合って少しして、男性が落ち着き、急に仕事を優先するようになったとしたなら、それは男性にとって「こんなに仕事をがんばっている俺は、愛される価値があるだろう?」と思っているかもしれません。
「仕事をがんばる俺」を見せることが、女性に対する愛情の形だと思っている可能性があるのです。
女性から注がれる愛は男性の原動力
- 女性が男性に愛情を注ぐ
- 注がれた愛情を原動力に、男性は女性に目に見える形で愛を示す
これが、スムーズな愛情の循環が起こる順序です。
この順序がもし逆で、女性が先に「わたしへの愛を見せて!」と男性に迫ったとしたら、循環は起こりません。
男性の器には、まだ何も注がれていないので、行動に起こす原動力がないのです。
女性に愛を返す気持ちが起こらないのは、このような原因なのです。
こちらの記事に記載している内容は、あなたの恋がずるいくらいに叶う!男性のタイプ別アプローチで詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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