パートナーシップを構築する上で、起こりがちな問題のひとつに「浮気」があります。
どんなカップルにも起こりうる問題であり、悩んでいる人も多いことでしょう。
彼の浮気も「彼の視点」でとらえる
もしも彼の浮気が発覚した場合には、「自分の視点」にとらわれることなく、「彼の視点」にたった考え方をすることで、自分らしい決断を下すことができるでしょう。
彼と付き合いを続けるにしても、別れを選択するにしても、自分らしく素直な気持ちで決断することが、自分にとって優しくするということでもあります。
浮気性の男性と付き合うということ
ただし念頭におかねばならないのは、浮気を繰り返す男性は、女性が喜ぶことを提供するのが得意な、愛情表現豊かな人であるということです。
まずは自分がそういう男性に惹かれることを認識しましょう。そのうえで、そんな彼が好きならば、これからの向き合い方を考える必要があります。
「ふたりの世界」にほかの女性を入れない
このとき注意すべきこととしては、彼と一緒にいるときは、ライバルの女性のことばかりを考えないということです。
彼とふたりでいるときは、あくまでも「彼とわたしの世界」。ふたりの世界を再び築くことだけに専念しましょう。
ふたりの世界には、たとえ意識の中であっても、他の女性を入れてはいけません。
別れた方がいい場合
「別れたくない」という気持ちがあったとしても、別れた方がいい場合もあります。
それは、執着で彼にしがみついている場合です。
浮気されたもやもやが消えないときには
別れたくはないけれど、浮気されたことがずっとわだかまりとして残り、もやもやが消えない場合は、次の問いを自分に向けてください。
【浮気されたという自分自身を受け入れられるか?】
【浮気した彼を受け入れられるか?】
その結果「ふたりの世界を再び構築するなんて、苦しくてできない」「自分の怒りがコントロールできない」と思うのであれば、それは別れを選択した方が良い場合かもしれません。
愛か執着かを見極める
ここでのポイントもまた「自分の感情を大切にすること」です。
「別れたくない」というのも素直な感情かもしれませんが、それは彼を愛しているからではなく、彼の浮気で傷ついた自尊心や、下がった自己肯定感を取り戻したいという「執着」である可能性があります。
愛ではなく執着しかないのだとしたら、その恋はいずれ破たんします。それよりも別れることのほうが、自分に優しい選択といえるでしょう。
こちらの記事に記載している内容は、なぜときめくほどに恋愛は上手くいかないのかで詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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