「彼と特に仲が悪いわけではないけれど、なんだか愛されていないような気がする…」という悩みを持つひともいるでしょう。
こういった方に意外と多いのが「彼の愛情表現を見落としていること」です。
今回は、彼との関係を円滑にするために、彼の愛情表現に気づき、受けとめる方法をご紹介します。
愛情をボールの色にたとえて考える
彼と自分の愛情表現の違いを知る方法として、次のように考えてみてください。
ふたりのコミュニケーションをキャッチボールと仮定します。
あなたには「この色が愛情」と決めている色のボールがあります。たとえば、「ピンクこそが愛情表現」と決めていたら、彼からピンクのボールをキャッチしようとするでしょう。
けれど、彼の投げてくるボールの色はさまざま。ピンクはその中でもごくわずかです。
そのため、あなたは「ピンクのボールの数が少ない=愛情が少ない」と感じるのです。
しかし、実は彼が愛情だと思っているボールの色は、違うかもしれないのです。
彼は青いボールを愛情だと思っているかもしれませんし、青・黄色・赤などほかのさまざまな色を愛情だと思っているかもしれません。
そのため、彼は「ほかの色のボールをたくさん投げている=たくさん愛情表現している」つもりなのです。
違った色の愛情を受け取ってみる
彼の愛情表現に気づくためには、彼が投げるすべてのボールをキャッチするつもりでいることです。
自分の好みの愛情表現でなくても、彼にとっては精いっぱいの愛情表現である可能性があるのです。
違った色のボールを受けとめる例
たとえば「彼が仕事の愚痴ばかり話して、わたしの愚痴をきいてくれない」という場合。
彼がプライドが高く、もともとほかの人に愚痴をこぼさないような人であれば、信頼できる彼女だからこそ安心して愚痴を言っているのかもしれません。
「自分の話ばかり」という視点ではなく、「わたしに気を許しているんだわ」という視点で見ると、感じ方が違うはずです。
- やたらと干渉してくる彼であれば、「わたしのことを心配してくれているのね」と見る
- 干渉されすぎないのであれば「信頼されているのね」と見る
- やきもちを妬くような女性の話をしてくるのであれば「モテてるってアピールしたいんだわ」と見て、「そんなにモテるなんて自慢の彼だわ」と伝える
こんな風に、愛情表現を違った見方でとらえる工夫をするのです。
それでも愛情が感じられないときは
それでもなかなか、彼の愛情を感じられない…というひとは、日常のなかでのささいな彼の行動に、細かく着目していくのが良いでしょう。
彼がレストランの店員やタクシードライバーに丁寧な対応をする場面や、ちょっとした周りへの配慮を見せた場面で、「あなたのそういうところって愛情深いよね」「周りに気遣えるあなたに、わたしも愛情が湧く」と伝える習慣を持ちましょう。
こうすることで、彼も自分のなかの愛情に気がつくようになり、意識して表現するようになります。
また、伝えている女性自身も、より一層、彼の愛情に気づけるようになるのです。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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