「大好きな彼の心の拠りどころになりたい…」
「もっとわたしを頼ってもらいたい…」
そう思うことはないでしょうか。
しかし、なかなか思ったように振る舞えずに悩む人も多いことでしょう。
今回は、彼の心の拠りどころとなるようなアプローチ方法をご紹介します。
長く愛される女性は「自信回復装置」
男性から長く愛される女性は、まるで母親のような存在であり、さながら自信回復装置のような役割を果たす存在です。
そうありたいと願いつつも、いざ彼との会話の中で、彼の自信を回復させようと思っても、うまくいかず悩む女性も多いのではないでしょうか。
彼が弱音を吐いたときのアプローチ
男性は競争社会の中で、常に勝ち負けの脅威に晒されています。
仕事はその最たるもの。仕事で失敗し落ち込んだ状態で、帰ってくることもあるでしょう。
そんな彼が弱音を吐いた時には、どのようなアプローチをしたらよいのでしょうか。
ここで大切なのは「結果ではなく、彼の努力を労うこと」です。
彼が仕事で失敗したとき
「仕事で失敗しちゃったんだ」
「でもあなたがいつも仕事をがんばってること、わたしは知ってるよ」
「でもそのせいで、みんなに迷惑かけちゃってさ」
「そういうふうに、自分を省みることができるところ、わたしは好きだなぁ」
たとえばここでは、彼の結果ではなく努力を労ったうえ、彼の考え方について「そんなところが好き」と認めています。これで彼の自信回復を促すことができます。
同じ場面でのNGな返しとしては、
「今度頑張ればいいよ!大丈夫だよ!」
一見励ましているようですが、失敗したことにフォーカスを当ててしまっているため、かえって失敗を気にさせてしまう可能性があります。
彼がコンプレックスを持っているとき
彼が体型や容姿を気にしている場合はどうでしょうか。
たとえば、身長が低いことをコンプレックスに思う男性に対して
「わたしは気にしないよ」と発言するのはNG です。
これでは、「わたしもあなたの身長が低いと思っている」と言っているのと変わらないからです。
「わたしは気にしないよ」は、逆に、事実を強調してしまうNG表現なのです。
そうではなく、好印象な伝え方は
「逆にわたしはそのほうがタイプなの」
「背が高い人って苦手なんだ」
などです。
彼が愚痴をこぼしてきたとき
彼が愚痴をこぼす場面もあるでしょう。たとえば、同僚への愚痴がでてしまっている場合はどうでしょうか。
「あいつ、すごいムカつくんだよ」などと彼が言ってきた場合には、
「どうしてそう思ったの?」「どんなところが?」
と、なぜ彼が嫌な気持ちになったのかを、最後までしっかり聞きます。
そして、彼が愚痴を出し切った頃にこう伝えると良いでしょう。
「なるほどね、それは嫌な気持ちになるよね。
ところで、いま話を聞いていて気づいたんだけど、あなたってすごく分析力があるよね。
今回はその分析力が発揮できる場面がなくて、残念だったね」
愚痴一つからでも、「あなたの魅力を見つけられたよ」と彼に伝えてあげることで、彼の自信をよりいっそう増してあげることができるでしょう。
彼に落ち度がある場合のアプローチ
彼とのやりとりの中で、「彼に落ち度がある」という場面でも、対応に困ることがあるでしょう。
たとえば、彼とドライブ中に、明らかに道に迷った場合。
単純に「どうして迷うの?」と彼のナビゲーションを責めてしまっては、彼の自信を失くし、関係も悪化させてしまいます。
おすすめは「あなたには落ち度がないよ」と彼に伝えること。
まずは、彼が自分から「迷った」というまでは、指摘するのをこらえるのがよいでしょう。
迷った、と彼の口から出た時には「ほんと?わたしがしっかりしてなかったからだね、いま調べるね!」と、いっしょに道を調べます。
「わたしの気がきかなかったね」と、彼に責任がないように伝えてあげるのが良いでしょう。
相手に落ち度があるときには、相手が受け取りやすい表現をすることがとても大切です。
上手に自分を出しながら、彼との関係を円滑に保つコミュニケーションです。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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