彼の気持ちが自分から離れてしまったとき、果たしてどうしたら良いのでしょうか。
そこには、「理想の女性像」と一致させ続ける努力が必要となります。
長続きの秘訣は「彼の理想の女性像と融合すること」
多くの男性は、「彼女・奥様のどんなところが好きですか?」と尋ねると、「理想の女性像と一致した瞬間」を答えます。
つまり、「出会った頃、どれだけ魅力的であったか」ということです。
長く関係が続く秘訣としては、この「理想の女性像との一致」を完全な融合レベルにすることが求められます。
これは「誰がなんと言おうが、彼女はおれの理想の女性だ」と確信している状態です。
たとえ年月が経ち、見た目が変わっても、環境に伴う変化があっても、そこは決して揺らがない…ということです。
理想の女性像に一致させるためには
理想の女性像に融合するためには、「自己開示をしない」ということが大切です。
そもそも、通常の状態で「自己開示をする」ときには目的があります。
- 自分を知って理解してもらうこと
- 共通点から共感しあい、より親しみを持つこと
恋愛以外の場面では、自己開示を通して、この二つの目的が果たされます。
けれど恋愛の場合は、自己開示をすることによって男性の欲求充足を邪魔してしまう可能性があります。
男性の欲求は、「認められたい」「必要とされたい」「自分が特別な存在だと感じたい」という3つの欲求のほかに、性的な欲求・探究心・征服欲などがあります。
自己開示をしないということは、理想の女性像との一致を早めるだけでなく、「知りたいことは自分で探りたい」欲求を満たすことでもあるのです。
過去の男性経験を聞かれた場合
自己開示をせずに彼の会話を広げる方法や、出会ったばかりの彼からの質問へこ答え方は、先の記事でご紹介しました。
加えて、元彼のことなどを聞かれたときにはどうしたらよいのでしょうか。
「前の人はどんな人だったの?」
「何人くらいと付き合ってきたの?」
など、「どうしてこういうことを聞くのだろう?」と思ったときには「相手がなぜそれを聞きたがっているのか」考えてみます。
先の質問の例ならば、
「彼女にとって一番であることを確認したい」
「他の男性に負けていないか確認したい」
などが、男性心理としてあることでしょう。
こういった場合のスマートな答え方の例としては、
「今はあなたが一番だから、思い出す必要はないと思う」とにっこり笑う
などが考えられます。
ケンカしたときには
女性は月日が経つと、パートナーへの理解が深まります。「こんなところもあるんだな」と理解することで愛を深めるのです。
しかし男性は、常に目の前の女性が、理想の女性像かどうかを擦り合わせようとしています。
月日を重ね、ケンカするようになったとき、彼の正直な心境は「目の前の女性は誰なんだ?おれが好きになった女性とはまるで別人だ。理想の女性だと思っていたのに」です。
彼から「出会った頃と変わったよね」と言われたとき、「変わって当たり前でしょ」という態度は、彼の気持ちが離れる原因になります。
このように言われたときには、「何も変わってないよ」と示すような態度をとることがポイントです。
感情的になってしまったあとには、
「あんな言い方するつもりじゃなかったの」
「どうしてあんな態度をしてしまったのか、自分でもわからない。ごめんね」
など、「感情的になった自分は本当の自分ではない」と伝えましょう。
その態度があるだけで、「そうか、たまたま機嫌が悪かっただけなんだな。本当の彼女は何も変わらないな」と彼に感じてもらうことができます。
彼の気持ちが離れてしまったときには
本当に彼の気持ちが離れてしまった場合、2パターンが想定されます。
- 彼女から気持ちが離れてしまう
- 他に好きな人ができた
気持ちが離れてしまっただけの場合
この場合、彼の気持ちを戻すのはさほど難しいことではありません。
女性が彼の理想の女性像から離れてしまっただけで、彼は今でも出会った頃の彼女を好きでいるからです。
彼の気持ちを変えようとするのではなく、「昔のわたしに戻る」ことに注力しましょう。
他に好きな人ができた場合
この場合は、単に昔の自分に戻る努力をしても、挽回しきれません。
他の女性に向いた気持ちを自分に戻すためには、「昔のわたし」でも、「今のわたし」でもない「新しいわたし」になる必要があります。
「新しいわたし」とは、別人級に変わるということです。
- 新しい服装やメイク、髪型などを彼の知らない雰囲気に変える
- 彼の優先順位を下げる(彼のことばかり考えない)
- 遊ぶ場所、趣味、友人を変える
- 身体のラインを改造する
これらを通して、彼に「なぜ別人のように変わったのか、理由を知りたい」「彼女が別人のようになった違和感を払拭したい」と思わせることが、気持ちを取り戻すために必要です。
この記事の内容は「この女に愛されたいと思われる」”彼女”になる方法で詳しく紹介しています。
小嶋 由希子
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