「本当の自分」がわからない…そんな悩みを持つ人は少なくありません。
様々な役割をこなして生きている以上、たくさんの顔を持っているの当たり前のこと。
けれどどれが本当の自分か、と問われると、答えに詰まってしまう人もいるでしょう。
今回は、本当の自分の見つけ方についてお話します。
本当の自分を知るために感度を上げる
「本当の自分」とは言葉で定義するものではなく、感じるものです。
本当の自分を知るには、感度を良くするしか方法はないでしょう。
この「感度」を良くするには、「体験」するしかありません。
体験するということ
ここでいう体験とは、自分が感じる違和感を見逃さないようにすることです。
また、見逃したとしても、あとから「これは違ったな」と気が付いたり、「案外これはうまくいったな」と落とし込めたりすれば良いでしょう。
そうして「体験した自分」からしか、得られないものがあります。
知識は体験に変えなければ、何の意味もありません。
真っ暗闇に思えても、一歩踏み出さなければ道は見えず、踏み出した先にしか光は照らされないのです。
勇気を持った人にしか、見えない景色があります。
想像もつかない先に行くのはとても勇気がいります。
しかし、想定内を生きることは維持でしかありません。
憧れているのは自分自身
生きるということは代謝するということです。
命あるものは常に代謝しています。
いつもそこにある木でさえ、去年と同じではありません。
細胞も半年もすれば全てが生まれ変わります。
なのに、わたしたちは「変わらないもの」に憧れてしまいます。
「永遠」なんて誰も体験したことがないのに、「永遠」という言葉に魅力を感じます。
「変わらないもの」…それこそが、「本当の自分」つまり「魂の存在」なのです。
「魂の存在」は、変わらずずっとそこに在りつづけます。
つまり、わたしたちが憧れ続けているのは自分自身だということ。
本当の自分は彼の中に見ることができる
「変わらないもの」を自分の外側に見つけようとする限り、決して見ることはできません。
唯一、見せてくれるのは、あなたが恋する男性だけです。
あなたが恋する人の中に、あなたがいます。
恋い焦がれているのは、彼の中のあなた自身なのです。
この記事の内容は、立川ルリ子ブログの掲載内容を加筆・編集したものです。
小嶋 由希子
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